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シニアSOHOカルチャー講座<「朝の連続ドラマ『とと姉ちゃん』を200%楽しむ」

2016/09/12

9月4日(日)午後、カルチャー講座第1弾として

朝の連ドラマ『とと姉ちゃん』を200%楽しむ」

〜広告の無い雑誌『暮しの手帖』を創刊した大橋鎮子と名編集長、花森安治の素顔〜」を開きました。13人が参加、そのうち会員外の人が7人と過半数を占めました。

 

NHKの朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」をご覧になっていますか。

戦後、雑誌「暮らしの手帖」を創刊した大橋鎮子さん達姉妹と編集長、花森安治氏をモデルにしたドラマです。

講師の二井康雄さんは晩年の花森編集長とは足掛け9年、大橋鎮子さんには亡くなる直前までほぼ40年仕えました。

 

二井さんには「暮しの手帖」が貫いた生活哲学と、世の中を見る視点、過酷な商品テストの裏側などを語ってもらいました。

 話の中で印象に強く残ったことが2つあります。

まず商品テストは暮しの手帖の読者のためですが、花森さんはメーカーへ詳細なテスト結果を提示することで、よりよい商品開発を目指させることも狙っていたことです。

今でこそ、家電、日用品メーカーは自前の商品テスト機関を設けていますが、商品テストを始めた頃はそうでもありませんでした。

日本製品の品質向上に暮しの手帖が果たした役割は大きいと思います。日本は豊かになりましたが、スマホなど過剰品質も多いだけに、今一度商品テストを復活させてほしいものです。

 

次に、庶民的な雑誌に、早くから高級料亭「吉兆」やフランスレストラン「マキシムドパリ」の料理やお菓子の作り方が掲載されました。

これは、高級な料理やお菓子でも家庭で作ることができる、庶民でも一流の味を知ることが大事、という花森さん流のメッセージだったそうです。

 「◯◯を200%楽しむシリーズ」は今後も続けていきます。

 

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